国防省はイスラエル軍がダマスカス、アレッポ両国際空港をミサイルで爆撃、滑走路が損害を受け利用不能となったと発表(2023年10月12日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、イスラエル軍が午後1時50分、ダマスカス国際空港(ダマスカス郊外県)とアレッポ国際空港(アレッポ県)に対して多数のミサイルで爆撃を行い、これによって両空港の滑走路が損害を受け、利用不能となったと発表した。

国防省はまた、この爆撃が犯罪者である敵国イスラエルがガザ地区で行っている犯罪と、パレスチナの抵抗運動によって被った甚大な損害から注意を背けようとする必死の試みで、シリア・アラブ軍が北部で戦っている過激派テロ組織を支援するために続けている手法だと非難、シリア軍は、イスラエル政体の武装勢力となりさがっているこれらの組織を追跡、打撃し続け、国から根絶すると宣言した。

SANA(10月12日付)が伝えた。


AFP, October 12, 2023、ANHA, October 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2023、‘Inab Baladi, October 12, 2023、Reuters, October 12, 2023、SANA, October 12, 2023、SOHR, October 12, 2023などをもとに作成。

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