レバノン南部からパレスチナ人武装勢力がイスラエルへの潜入を試み、イスラエル軍とヒズブッラーが砲撃戦:イスラエルの砲撃でロイター通信の記者ら7人が死傷(2023年10月13日)

イスラエル軍は、レバノンとの境界(ブルー・ライン)に設置されているフェンスで爆発が発生したのを受けて、南部県スール郡のザヒーラ村、アルマー・シャアブ村一帯を砲撃した。

爆発は、イスラエル領内への潜入を試みたパレスチナ人武装勢力によるもの。

ナハールネット(10月13日付)が2人の匿名レバノン治安筋の話として伝えた。

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ナハールネットによると、この砲撃により、同地で取材活動を行っていたジャーナリストの一団が被弾し、ロイター通信のレバノン人カメラマンのイサーム・アブドゥッラー氏が、死亡、ロイター通信とジャズィーラ・チャンネルのジャーナリストら6人が負傷した。

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これに対して、レバノンのヒズブッラーは声明を出し、13日午後のイスラエルによるレバノン南部への攻撃への報復として、イスラエル北部の複数ヵ所を攻撃したと発表した。

声明によると、ヒズブッラーが攻撃したのは、アッバード陣地、マスカファアーム陣地、ラーミヤー陣地、ジャル・アラーム陣地。

マナール・チャンネル(10月13日付)などが伝えた。

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イスラエル軍は13日の午後7時頃、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/IDF/)、ドローンの攻撃を受けていると発表した。

AFP, October 13, 2023、ANHA, October 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2023、‘Inab Baladi, October 13, 2023、Qanat al-Manar, October 13, 2023、Naharnet, October 13, 2023、Reuters, October 13, 2023、SANA, October 13, 2023、SOHR, October 13, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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