ダルアー県では、シリア人権監視団によると、レバノンのヒズブッラーとともに活動する諸派がアイン・ズィクル村近郊から、イスラエル占領下のゴラン高原に向けてロケット弾を発射した。
これに対して、イスラエル軍は照明弾を発射し、占領地への戦闘員の潜入に警戒する一方、ロケット弾が発射されたアイン・ズィクル村一帯に向けて3発のロケット弾を発射した。
また、イスラエル軍戦闘機複数機が、レバノン領空を低空で飛行、警備にあたった。
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これに関して、イスラエル軍は午後10時半頃、X(旧ツイッター)の公式アカウント(https://twitter.com/idfonline/)を通じて、シリア領内からイスラエルの領土(占領下のゴラン高原)に砲弾2発が撃ち込まれ、空地に落下したと発表した。
また、これに先立ち、レバノン領土からイスラエル領内に侵入した不審な標的を迎撃したとも付言した。
一方、イナブ・バラディー(10月15日付)によると、この砲撃への報復として、イスラエル軍はダルアー県のサフム・ジャウラーン村とタスィール町の間に拡がる農地を砲撃した。
AFP, October 14, 2023、ANHA, October 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2023、‘Inab Baladi, October 14, 2023、October 15, 2023、Reuters, October 14, 2023、SANA, October 14, 2023、SOHR, October 14, 2023などをもとに作成。
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