ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア軍の支配下にあるジューリーン村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカルクール村を砲撃、砲弾が民家に着弾し、子供4人を含む6人が死亡した。
ホワイト・ヘルメットによると死亡したのはきょうだい5人(女の子3人、男の子1人)、そのいとこの女の子1人、親戚の子供1人の7人。
死亡した6人は家族。
この攻撃に対する報復として、「決戦」作戦司令室はジューリーン村一帯、ナーウール・ジューリーン村、ハークーラ村にあるシリア軍の拠点や陣地を砲撃した。
他方、ロシア軍はシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村一帯を爆撃した。
**
アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるタディール村、カフルタアール村を砲撃した。
**
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアリーハー市を砲撃、砲弾10発が工業地区の民家などに着弾して、物的損害が出たほか、子供2人と女性2人を含む5人が負傷した。
ホワイト・ヘルメットによると、ロシア軍もシャイフ・スィンドヤーン村を爆撃し、住民1人が負傷した。
AFP, October 22, 2023、ANHA, October 22, 2023、‘Inab Baladi, October 22, 2023、Reuters, October 22, 2023、SANA, October 22, 2023、SOHR, October 22, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
国連難民高等弁務官事務所(UN…