ANHA(10月23日付)は、10月に入ってシリア政府支配下のアレッポ市などへの飛来を続ける反体制派(「テロリスト」、あるいは「傭兵」)の無人航空機(ドローン)についての記事を配信した。
記事によると、アレッポ県の匿名軍関係者筋の情報だとして、反体制派のドローンは、シャーム解放機構や、同機構が主導する「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県のダーラ・イッザ市を離陸し、アレッポ市の空域に侵入を続けている。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
反体制派が保有するドローンは、飛行距離が50キロからなかには200キロに達し、4キロあまりの爆発物が搭載でき、製造や操作にかかる技術を支援国から得ることなしに、彼らがこうしたドローンを保有することは不可能だという。
AFP, October 23, 2023、ANHA, October 23, 2023、‘Inab Baladi, October 23, 2023、Reuters, October 23, 2023、SANA, October 23, 2023、SOHR, October 23, 2023などをもとに作成。
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