イスラエル軍はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/IDF/)を通じて、24日のシリアからロケット弾が発射したことを受けて、イスラエル軍がシリア軍の軍事インフラや迫撃砲発射台を爆撃したと発表した。
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シリア人権監視団によると、イスラエル軍が標的としたのは、カルファー村近郊に展開するレーダー大隊の陣地、イズラア市近郊に展開する第12旅団の陣地、武器弾薬施設複数ヶ所、防空部隊のレーダー1基などで、士官4人を含む軍関係者14人が死亡、士官3人を含む少なくとも7人が負傷した。
また、爆撃の直後、イスラエル軍の航空機複数機がダルアー県農村地帯一帯にビラを散布した。
ビラには以下の通り記されていた。
シリア軍の将兵へ
パレスチナ・テロリスト諸派はシリア領内からイスラエル領内にロケット弾を発射し続けている。シリア軍の司令官ら、とりわけ第112旅団の司令官に、シリア領内からのこうした破壊行為のすべての責任がある。イスラエルに対するいかなる破壊行為も鉄拳をもって迎撃され
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これに関して、国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午前1時45分ごろ、イスラエル軍が占領下のゴラン高原上空方面からダルアー県農村地帯のシリア軍の陣地複数ヶ所を狙ってミサイルで爆撃し、軍関係者8人が死亡、7人が負傷し、若干の物的損害が生じたと発表した。
SANA(10月25日付)が伝えた。
AFP, October 25, 2023、ANHA, October 25, 2023、‘Inab Baladi, October 25, 2023、Reuters, October 25, 2023、SANA, October 25, 2023、SOHR, October 25, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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