ロイド・J・オースティンIII米国防長官は米東部時間26日(シリア時間27日未明)に声明を出し、ジョー・バイデン大統領の指示により、米軍がイラク・イスラーム革命防衛隊とその関連組織が使用しているシリア東部の施設2ヶ所に対して自衛攻撃を実施したと発表した。
オースティン国防長官によると、攻撃は10月17日(シリア時間18日)にシリアとイラクで始まった「イランの民兵」による米軍への一連の攻撃への報復。
一連の攻撃では、兵士21人が継承を負ったほか、1人が心臓発作で死亡している。
オースティン国防長官はまた「米国は紛争を欲しておらず、これ以上の敵対行為を行う意図も願望もない」としつつ、「イランの代理人による米軍への攻撃が続く場合、我々は国民を守るためにさらに必要な措置をためらうことはない」と付言した。
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ジョン・カービー国家安全保障会議戦略広報調整官はABC(10月27日付)のインタビューに応じ、そのなかでシリア領内に対する爆撃に関して「自衛爆撃」だと強調した。
カービー調整官は「(バイデン)大統領は、現地の米軍関係者を守るために行動すると明言している…。我々は自衛のために行動することをためらわない」などと述べた。
ABC News, October 27, 2023、AFP, October 27, 2023、ANHA, October 27, 2023、‘Inab Baladi, October 27, 2023、Reuters, October 27, 2023、SANA, October 27, 2023、SOHR, October 27, 2023などをもとに作成。
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