イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるハルーバ村を2度にわたって爆撃した。
RIAノーヴォスチ通信(11月1日付)によると、これに関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県内のテロ組織の要塞と地下シェルターを爆撃したと発表した。
シリア人権監視団によると、シリア軍もシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃、これにより新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードのメンバー1人が負傷した。
一方、シャーム解放機構所属のハリーリー狙撃連隊はザーウィヤ山地方のフライフィル村近郊でシリア軍の兵士を狙撃、1人を負傷させた。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、中国新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党が、ガーブ平原のハークーラー村の前線でシリア軍兵士を狙撃、1人を殺害した。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市郊外のザフル・ジャバル地区で正体不明の武装集団が60代の男性を銃で撃ち殺害、男性が所有する車を盗んで逃走した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アトマーン村で正体不明の武装集団が女性とその娘を銃で撃ち殺害した。
マアルバー村でも正体不明の武装集団が若い男性1人を銃で撃ち殺害した。
AFP, November 1, 2023、ANHA, November 1, 2023、‘Inab Baladi, November 1, 2023、Reuters, November 1, 2023、RIA Novosti, November 1, 2023、SANA, November 1, 2023、SOHR, November 1, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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