イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のマシューン村を3回にわたって爆撃した。
これに関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県で、シリア軍の陣地への砲撃に関与した過激派の倉庫と地下シェルター2ヶ所を爆撃によって破壊したと発表した。
また、シリア軍と「決戦」作戦司令室は、ミラージャ村一帯で砲撃戦を行った。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
さらに、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市に隣接するシャーム解放機構のアーフィス村近郊では、シリア軍兵士1人が「決戦」作戦司令室の攻撃によって負傷した。
**
アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がカブターン・ジャバル村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。
**
ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構はジュッブ・アフマル村近郊に設置されているシリア軍の作戦司令室、マリク丘やブルカーン丘のシリア軍陣地複数ヶ所を砲撃した。
AFP, November 6, 2023、ANHA, November 6, 2023、‘Inab Baladi, November 6, 2023、Reuters, November 6, 2023、RIA Novosti, November 6, 2023、SANA, November 6, 2023、SOHR, November 6, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
イラク・イスラーム抵抗は午前5…
米財務省は声明を出し、外国資産…
国連難民高等弁務官事務所(UN…