国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy)を通じて声明を出し、午前2時25分頃、イスラエル軍が占領下のゴラン高原上空方面から首都ダマスカス周辺の複数の標的を狙って爆撃を実施、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、若干の物的損害をうけつつも、ミサイル多数を撃破したと発表した。
シリア人権監視団によると、爆撃はダマスカス国際空港に向かう街道沿線のダマスカス郊外県バフダリーヤ村近郊にあるレバノンのヒズブッラーの武器弾薬庫1ヵ所、サイイダ・ザイナブ町一帯、空港、そして電子戦争局の周辺の農場にあるヒズブッラーや「イランの民兵」の指揮所や陣地に対して行われ、激しい爆発音が複数回確認された。
この爆撃で、「イランの民兵」に所属する外国人2人が死亡、多数が負傷、指揮所複数ヵ所、武器弾薬庫1ヵ所が破壊された。
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これを受け、外務在外居住者省は声明をだし、国連安保理に対して、地域を炎上させ、同地全域に緊張をもたらすイスラエルの攻撃的・拡張主義的な政策を終わらせるために緊急の行動をとるよう要請した。
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SANA(11月17日付)が伝えた。
AFP, November 17, 2023、ANHA, November 17, 2023、‘Inab Baladi, November 17, 2023、Reuters, November 17, 2023、SANA, November 17, 2023、SOHR, November 17, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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