アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県でシリア軍とシャーム解放機構、「決戦」作戦司令室の戦闘続く(2023年11月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、26日深夜から27日未明にかけて、シリア軍部隊がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村一帯に潜入、シャーム解放機構との戦闘で兵士4人が死亡した。

同館師団によると、26日深夜にはシリア軍兵士1人が戦闘で死亡していた。

シリア軍はまた、シャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフルタアール村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バーリダ村、ルワイハ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ハーッス村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で交戦した。

シリア軍はまた、県北部で国民解放戦線の車輛を対戦車ミサイルで攻撃し、戦闘員1人を殺害した。

AFP, November 27, 2023、ANHA, November 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, November 27, 2023、‘Inab Baladi, November 27, 2023、Reuters, November 27, 2023、SANA, November 27, 2023、SOHR, November 27, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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