トルコ軍はアレッポ県タッル・リフアト市近郊のシリア軍の陣地、民家などを自爆型ドローンで爆撃、兵士1人が負傷、民間人少なくとも1人が負傷(2023年12月3日)

アレッポ県では、ANHA(12月3日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)1機がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村にあるシリア軍の陣地3ヵ所をミサイル3発で爆撃した。

トルコ軍のドローンはまた、バイナ村にある民家に対しても爆撃を行い、高齢者1人が負傷した。

トルコ軍のドローンはさらに、アキーバ村に対しても爆撃を行った。

シリア人権監視団によると、攻撃は爆発物を装着し自爆型のドローンによって行われ、バイナ村では、シリア軍兵士1人と民間人2人が負傷した。

一方、シャワーリガ村上空に飛来したトルコ軍のドローン1機が撃墜された。

AFP, December 3, 2023、ANHA, December 3, 2023、‘Inab Baladi, December 3, 2023、Reuters, December 3, 2023、SANA, December 3, 2023、SOHR, December 3, 2023などをもとに作成。

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