ハサカ県では、ANHA(12月3日付)やシリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハッラーブ・ジール村の農業用空港に違法に設置されている米軍の航空基地がイラク領内からの砲撃を受けた。
これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午後3時05分、テレグラムのアカウントを通じて声明(https://t.me/elamharbi/137)を出し、ハッラーブ・ジール村にある米軍基地を多数のロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)1機がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーカマール市近郊で「イランの民兵」の軍用車輛1台を爆撃、乗っていた1人が死亡した。
一方、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるウマル油田の米軍基地と同油田に設置されているグリーン・ヴィレッジ基地がイラク・イスラーム抵抗の無人航空機(ドローン)1機の爆撃を受けた。
これに関して、イラク・イスラーム抵抗は午後11時29分、テレグラムのアカウントを通じてインフォグラフィア(https://t.me/elamharbi/139)を公開し、ハサカ県のウマル油田に設置されている米軍のグリーン・ヴィレッジ基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃し、直接の損害を与えたと発表した。
AFP, December 3, 2023、ANHA, December 3, 2023、‘Inab Baladi, December 3, 2023、Reuters, December 3, 2023、SANA, December 3, 2023、SOHR, December 3, 2023などをもとに作成。
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