ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村近郊でシリア軍兵士を狙撃、1人を殺害、1人を負傷させた。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるクバイナ丘一帯を砲撃した。
**
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。
一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村を砲撃した。
**
アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。
これに対して、シャーム解放機構の狙撃連隊はヒルバト・ジャドラーヤー村でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。
**
ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マハッジャ町で12日にロシア軍の車輛の通過に合わせて道路に仕掛けらていた爆弾が爆発、ロシア軍兵士1人が死亡、3人が負傷した事件を受けて、シリア軍がインヒル市を封鎖した。
一方、マハッジャ町では、正体不明の武装集団が、社会復帰を果たした元離反兵1人を銃で撃ち、殺害した。
AFP, December 15, 2023、ANHA, December 15, 2023、‘Inab Baladi, December 15, 2023、Reuters, December 15, 2023、SANA, December 15, 2023、SOHR, December 15, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
イラク・イスラーム抵抗は午前5…
米財務省は声明を出し、外国資産…
国連難民高等弁務官事務所(UN…