北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)はダイル・ザウル県で米軍基地攻撃に使用されようとしていた自作のロケット発射台を発見したと発表(2023年12月15日)

北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の広報センターは声明を出し、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるダイル・ザウル県で自作のロケット発射台を発見、これを押収したと発表した。

ロケット発射台は、トラックの荷台を改造したもので、シリア政府の支配地のユーフラテス川西岸から東岸に渡河、米軍基地への砲撃に使用されてようとしていたという。



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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元の武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるブー・バドラーン村に潜入し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地を襲撃、兵士1人を殺害、1人を負傷させ、2人を拉致、連行した。

シリア人権監視団によると、16日に負傷していた1人が死亡した。

AFP, December 15, 2023、ANHA, December 15, 2023、‘Inab Baladi, December 15, 2023、Reuters, December 15, 2023、SANA, December 15, 2023、SOHR, December 15, 2023、December 16, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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