ANHA(12月18日付)、シリア人権監視団などがスワイダー県とダルアー県の複数の地元筋の話として伝えたところによると、スワイダー県のサルハド市、シュアーブ村の近郊、ヨルダン国境の近く、ダルアー県のマターイヤ村近郊が爆撃と砲撃を受けた。
爆撃は、密輸ルートの拠点複数ヵ所を狙ってヨルダン空軍が行ったものと見られる。
爆撃では、ズィービーン町の農場が狙われ、女性1人と子供2人を含む4人が死亡、農場が完全に破壊され、家畜多数が死んだ。
また、サルハド市に近いファイサル・サアディー農場が狙われ、1人が死亡した。
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これに先立ち、ヨルダン軍は18日、シリアからヨルダンに侵入しようとしていた密輸業者の一団を拘束、大量の武器を押収したと発表していた。
なお、米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動するシリア自由軍は17日、ヨルダンやアラブ湾岸諸国向けの密輸品(大麻、カプタゴン、メタンフェタミン)を押収していた。
AFP, December 18, 2023、ANHA, December 18, 2023、‘Inab Baladi, December 18, 2023、Reuters, December 18, 2023、SANA, December 18, 2023、SOHR, December 18, 2023、December 19, 2023などをもとに作成。
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