ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団、シリア・テレビ(12月30日付)、ナフル・メディア(12月30日付)などによると、午前1時頃、シリア政府の支配下にあるブーカマール市のサブイーン通りや工業地区にある「イランの民兵」の武器弾薬倉、ハジャーナ交差点近くの指揮所、アーイシャ病院近くの指揮所、バドル病院近くにある第47革命護衛連隊(「イランの民兵」の一つ)の指揮所、ブーカマール市近郊の砂漠地帯にある同連隊の陣地複数ヵ所、イラクから入国し、国境近くを移動中だった軍用貨物車輛8輌からなる車列などが所属不明の戦闘機の爆撃を受けた。
爆撃は9回に及び、外国人18人を含む23人が死亡した。
外国人18人の内訳は、レバノンのヒズブッラーのメンバー4人、イラク人6人、イラン人8人。
シリア人権監視団によると、その後、死者は25人に増加した。
内訳は、シリア人5人、レバノンのヒズブッラーのメンバー4人、イラク人6人、「イランの民兵」の外国人メンバー10人。
なお、シリア人権監視団は、第一報でこの爆撃が米軍によるものだと発表したが、その後、イスラエル軍によると思われると訂正した。
AFP, December 30, 2023、ANHA, December 30, 2023、‘Inab Baladi, December 30, 2023、Naher Media, December 30, 2023、Reuters, December 30, 2023、SANA, December 30, 2023、SOHR, December 30, 2023、December 31, 2023、Syria TV, December 30, 2023などをもとに作成。
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