米中央軍(CENTCOM)は午前3時47分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて、デンマークが所有・運航するシンガポール船籍のコンテナ船マースク杭州が南紅海を航行中にミサイル攻撃を受け、米海軍のUSSグラヴェリー(DDG107)とUSSラブーン(DDG58)が救難支援を受け、対応したと発表した。
また午後3時53分にも声明を出し、マークス杭州が午前6時30分、フーシー派の小型船舶4隻の攻撃を受けたと発表した。
発表によると、小型船舶はマーウス杭州に向けて発砲、乗船を試みたが、乗船していた警備員が反撃した。
小型船舶はまた、救難信号を受けて現場に駆けつけた米海軍のUSSアイゼンハワー(CVN69)とグレイブリー(DDG107)のヘリコプターに発砲、ヘリコプターは応戦し、4席のうち3隻を撃沈し、乗組員を死亡させた。
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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後7時30分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて、紅海でイスラエルの船舶および同国に向かう船舶の通行を阻止する任務に当たっていたイエメン海軍部隊の船舶3隻が米軍の攻撃を受け、10人の兵士が戦死したと発表した。
一方、イエメン海軍部隊は、警告を無視してイスラエルに向けて航行を続けようとしたマークス杭州を対艦ミサイルで攻撃したすることに成功したと付言した。
AFP, December 31, 2023、ANHA, December 31, 2023、‘Inab Baladi, December 31, 2023、Reuters, December 31, 2023、SANA, December 31, 2023、SOHR, December 31, 2023などをもとに作成。
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ロシア当事者和解調整センターの…