イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村を砲撃し、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードのメンバー2人が負傷した。
シリア軍はまた、スフーフン村、バーラ村を砲撃した。
シリア軍はさらに、サルミーン市の大モスクや高校近くの市場、シャイフ・スィンドヤーン村を砲撃し、サルミーン市で子供2人を含む5人が負傷した。
シリア軍はその後もイドリブ市をクラスター弾で砲撃した。
これに対して、アンサール・タウヒードもシリア政府の支配下にあるミラージャ村を砲撃した。
また、シリア軍のサラーキブ市への砲撃への報復として、トルコ軍がサラーキブ市、M5高速道路近くのハーン・スブル村のシリア軍の陣地複数ヵ所を狙って砲撃を行った。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。
これに対して、シャーム解放機構もシリア政府支配下の県西部を砲撃、兵士2人を殺害した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。
これに対して、シャーム解放機構もシリア政府の支配下にあるマリク丘を砲撃した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村を砲撃した。
AFP, January 7, 2024、ANHA, January 7, 2024、‘Inab Baladi, January 7, 2024、Reuters, January 7, 2024、SANA, January 7, 2024、SOHR, January 7, 2024などをもとに作成。
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