シリア国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、ヒムス県タドムル市南の砂漠地帯を通る街道を移動中の寝台バスが9日正午頃にテロ攻撃を受け、軍関係者8人と民間人1人が死亡、軍関係者11人と民間人2人が負傷したと発表した。
SANA(1月9日付)が伝えた。
シリア人権監視団、イナブ・バラディー(1月9日付)、アラビア語版スプートニク(1月9日付)によると、襲撃はダーイシュ(イスラーム国)によるもので、夜行バスはT3(第3石油輸送ステーション)一帯地域で狙われ、シリア軍兵士14人が死亡、19人が負傷した。
この攻撃に関して、ダーイシュ(イスラーム国)はシャーム州の名で声明を出し、ヒムス県スフナ市西で「ヌサイリー背教者軍」(シリア軍)の車輛を要撃し、兵士5人を殺害、車輛を燃やしたと発表した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハマー県イスリヤー村に近い砂漠地帯でシリア軍と国防隊を襲撃し、戦闘となった。
この戦闘で、シリア軍の士官(少尉)1人を含む5人が死亡した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるカバージブ村近郊の砂漠地帯に展開するシリア軍第137旅団の陣地複数ヵ所を襲撃し、兵士2人を殺害した。
AFP, January 9, 2024、ANHA, January 9, 2024、‘Inab Baladi, January 9, 2024、Reuters, January 9, 2024、SANA, January 9, 2024、SOHR, January 9, 2024、Sputnik Arabic, January 9, 2024などをもとに作成。
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