イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後3時00分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、イエメンの海軍部隊とミサイル・無人航空部隊が紅海で合同作戦を実施、弾頭ミサイル、多数の対艦ミサイル、無人航空機(ドローン)で、シオニスト政体(イスラエル)に支援を行った米国の船舶1隻を攻撃したと発表した。
攻撃は、ジュマーダー・アーヒラ月18日(2023年12月31日)の米海軍によるイエメン海軍部隊の船舶3隻への攻撃で10人の兵士が殺害されたことの報復だという。
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この攻撃に関して、米中央軍(CENTCOM)は午前2時46分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて、攻撃の詳細に関する声明を出した。
声明によると、現地時間の1月9日午後9時15分、イランが支援するフーシー派の支配地から、
商船数十隻が航行している海上交通路に向けて、紅海南部の攻撃型ドローン複数機、対艦ミサイル複数発、対艦弾道ミサイル複数発が発射された。
これに対して、航空母艦USSドワイト・D・アイゼンハワー(CNV69)を発艦したF/A-181戦闘機複数機、ミサイル駆逐艦のUSSグレイブリー(DDG107)、USSラブーン(DDG58)、USSメイソン(DDG87)、そして英国海軍の駆逐艦HMSダイヤモンド(D34)が、ドローン18機、対艦巡航ミサイル2発、対艦弾道ミサイル1発を撃破した。
CENTCOMによると、フーシー派による商船への攻撃は11月19日以降、これで26回目。
攻撃による負傷者、損害はなかったという。
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英海洋警備会社アンブリーによると、攻撃はイエメンのフダイダ市沖・モカ市沖間で行われ、複数の船舶からミサイルやドローンが目撃されたとの報告が無線であり、同海域に展開する米海軍が船舶に最高速度で航行するよう促したという。
AFP, January 10, 2024、ANHA, January 10, 2024、‘Inab Baladi, January 10, 2024、Reuters, January 10, 2024、SANA, January 10, 2024、SOHR, January 10, 2024などをもとに作成。
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