アサド大統領は軍事情報局長を務めてきたムルヒム少将をマムルーク少将に代えて国民安全保障会議議長に任命、またパレスチナ課長を務めていたハサン少将を軍事情報局長に異動(2024年1月18日)

RIAノーヴォスチ通信(1月18日付)は、シリアの首都ダマスカス筋の話として、アサド大統領が軍事情報局長を務めてきたキファーフ・ムルヒム少将を、アリー・マムルーク少将に代えて国民安全保障会議議長に任命したと伝えた。

同筋によると、マムルーク少将は17日夜、健康上の理由で病院に搬送されたという。

また、軍事情報局パレスチナ課長を務めていたカマール・ハサン少将が、ムルヒム少将の後任として軍事情報局長に異動した。

これに関して、『シャルク・アウサト』(1月25日付)は、マムルーク氏の解任の理由が定かでないとしつつ、大統領事務局治安問題担当顧問に就任していたと伝え、粛清説を否定した。

RIA Novosti, January 18, 2024、al-Sharq al-Awsat, January 25, 2024をもとに作成。

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