ジョー・バイデン米大統領は声明を出し、シリア国境に近いヨルダン北東部に駐留する米軍部隊が昨夜(27日)、無人航空機(ドローン)の攻撃を受けて、米軍兵士3人が死亡、多数が負傷したと発表した。
バイデン大統領はまた、米国が現在、この攻撃についての事実を収集中だとしつつ、攻撃がイランの支援を受けてシリアとイラクで活動する過激な武装グループによって行われたと断じた。
また、疑う余地なく、我々は、我々が選んだ方法で、すべての当事者の責任を一気に追及する、と名言した。
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米中央軍(CENTCOM)は声明第20240128-01号を出し、シリア国境に近いヨルダン北東部の基地に対する片道攻撃型無人航空機(ドローン)の攻撃で28日に米軍兵士3人が死亡、25人が負傷したと発表した。
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ロイター通信(1月28日付)が米高官の話として伝えたところによると、少なくとも34人が外傷性脳損傷の可能性があると診断され、また別の2人の高官によると、一部の負傷者は治療のため基地から移送された。
また2人の高官によると、ドローンは28日早朝、兵舎複数棟の近くを攻撃し、このことが多数の死傷者を出す結果となったという。
シリアとイラクの米軍基地は、イスラエル・ハマース衝突発生以降、ドローンやロケット弾による150回以上の攻撃を受けており、すでに米軍兵士少なくとも70人が負傷(そのほとんどが外傷性脳損傷)していた。
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CNN(1月28日付)によると、死亡したのは、ヨルダン領内のルクバーン地方にある「Tower 22」の名で知られる米軍の前哨基地の兵士。
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AP(1月28日付)が、米国の匿名高官の話として伝えたところによると、大型のドローン1機が攻撃を行い、また他の2人の当局者によると、攻撃は「Tower 22」として知られるヨルダン領内の施設が狙われた。
AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、AP, January 28, 2024、CNN, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。
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