イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から首都ダマスカス南方を爆撃、少なくとも8人死亡(2024年1月29日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午後1時頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面から、首都ダマスカス南方の複数ヵ所をミサイルで爆撃、多数の民間人が死傷、物的損害が生じたと発表した。

SANA(1月29日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、爆撃はダマスカス郊外県のサイイダ・ザイナブ町周辺の農場1ヵ所を狙ったもので、イラン・イスラーム革命防衛隊の士官の護衛を務める1人を含むシリア人3人、農場の守衛を務めるシリア人2人、レバノンのヒズブッラーのメンバー2人、その他(身元不明)1人が死亡、多数が負傷した。

AFP, January 29, 2024、ANHA, January 29, 2024、‘Inab Baladi, January 29, 2024、Reuters, January 29, 2024、SANA, January 29, 2024、SOHR, January 29, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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