ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を7回攻撃する一方、戦闘員1人の戦死を発表(2024年1月31日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、1月31日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前9時35分、タイハート丘に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後1時35分、バイヤード・バリーダー陣地でメルカバ戦車を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時50分、イスラエル軍が駐留するメトゥラ町内の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時15分、ビト・リーフ村とブライダー村の民間への爆撃への報復として、マナラ入植地を攻撃し、建物内にいたイスラエル軍兵士1人を負傷させる。

西部地区

午後2時45分、ハニタ(キブツ)にあるスパイ機器を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時10分、マタット入植地一帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時00分、ジャル・アラーム陣地をファラク1ロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が戦死したと発表した。

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マナール・チャンネル(1月29日付)は、1月30日午前10時から31日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍は、レバノンの北部に対して2回の爆撃と1回の砲撃などを行った。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前12時29分、レバノンから今朝、マナラ入植地、ユヴァル入植地への多数の砲撃を確認したが、負傷者はなかった。先ほどイスラエル軍がレバノン南部の複数ヵ所を砲撃。

午後5時8分、レバノンからイフタ(キブツ)、ヤアラ入植地、ハニタ(キブツ)への多数の砲撃を確認したが、負傷者なく、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ラシャーフ村一帯にあるヒズブッラーの複合施設1ヵ所を攻撃、アルマー・シャアブ村、アイタルーン村一帯を砲撃。

午後9時46分、早朝にレバノンからメトゥラ町への多数の砲撃を確認し、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が、アイター・シャアブ村、バイト・リーフ村、ブライダー村にあるヒズブッラーのインフラと軍事複合施設を攻撃。

AFP, January 31, 2024、ANHA, January 31, 2024、‘Inab Baladi, January 31, 2024、Qanat al-Manar, January 31, 2024、Reuters, January 31, 2024、SANA, January 31, 2024、SOHR, January 31, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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