AFP(6月18日付)は、化学兵器禁止機構の米国代表から得た国連提出予定の報告書において、化学兵器禁止機関・国連合同派遣団による5月の現地調査の結果、シリア国内で体系的に塩素ガスと思われる化学物質が使用されたとの指摘がなされ、アサド政権による毒ガス使用が推定されている、と報じた。
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ロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は、国連憲章第7章に基づき周辺諸国からシリア領内への人道支援物資搬入を求める安保理決議案(オーストラリア、ルクセンブルグ、ヨルダンが共同提案)をめぐる安保理での協議に関して、「前進があった。国境経由での人道支援に関してシリア政府が合意した仕組みの検討を現在集中的に行っている」と述べた。
ロイター通信(6月18日付)が報じた。
AFP, June 18, 2014、AP, June 18, 2014、ARA News, June 18, 2014、Champress, June 18, 2014、al-Hayat, June 19, 2014、Kull-na Shuraka’, June 18, 2014、al-Mada Press, June 18, 2014、Naharnet, June 18, 2014、NNA, June 18, 2014、Reuters, June 18, 2014、SANA, June 18, 2014、UPI, June 18, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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