ハサカ県では、1月28日に北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、女性防衛隊(YPJ)の支援を受けてフール・キャンプで開始していた「人道と安全」作戦第3段階を完了した。
第3段階の終了を宣言するためにアサーイシュが発表した声明によると、作戦実施期間中にダーイシュ(イスラーム国)の傭兵(メンバー)85人を拘束した。
拘束したメンバーの中には、キャンプ内でタクフィール主義思想の普及などを監督していた「フール・キャンプ第1法務官」を務めるアビー・アブドゥルマジード容疑者、キャンプおよび周辺地域で活動するスリーパーセルを指揮するアブー・スフヤーニ・ラヒービー容疑者ら幹部も含まれている。
また、カラシニコフ銃8丁、地雷4つ、自爆ベルト2つ、手りゅう弾7つ、起爆装置25個、RPG弾1丁、大量の軍事装備、麻薬を発見、地下トンネル5つを破壊した。
このほか、YPJは、10年前にダーイシュによって拉致されていたヤズィーディー教徒のクーファーン・アイドゥー・フールトゥーさんの解放に成功した。
ANHA(2月6日付)が伝えた。
AFP, February 6, 2024、ANHA, February 6, 2024、‘Inab Baladi, February 6, 2024、Reuters, February 6, 2024、SANA, February 6, 2024、SOHR, February 6, 2024などをもとに作成。
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