イスラエル軍がヒムス市などをミサイルで爆撃、民間人ら10人死亡(2024年2月7日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、7日午前0時30分頃、イスラエル軍がレバノンのトリポリ県北上空からヒムス県のヒムス市およびその近郊を狙ってミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、一部を撃破したが、民間人多数が死傷、若干の物的損害が生じたと発表した。

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シリア人権監視団、シャームFM(2月7日付)などによると、爆撃は、ヒムス市の国立競技場・ハムラー通り近く、技術サービス局近く、同市近郊のアウラース農場、ヒムス石油製油所近くの農場、クサイル市郊外などを狙ったもので、女性1人とその娘1人、大学生4人と医者の自宅に招かれていた男性1人の合わせて7人、レバノンのヒズブッラーの関係者2人、「イランの民兵」メンバーの外国人1人の合計10人が死亡、複数人が負傷した。

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、戦闘員2人が戦死したと発表した。

この2人がヒムス県に対するイスラエル軍の爆撃で死亡したかどうかは不明。

AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、Sham FM, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがラッカ県内で北・東シリア

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