国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のシャビア・マントゥー報道官は、昨年2月6日のトルコ・シリア大地震発生から1年が経ったのに合わせて、スイスのジュネーブにある国連本部で記者会見を開き、シリアでは人口の約90%、貧困線以下の暮らしを続け、1290万人が食料不安、720万任が避難生活を強いられていると述べた。
マントゥー報道官によると、複合的な危機によって、シリアにおける要支援者は、前年の1530万人よりも1670万人となっており、人道危機は増していると警鐘を鳴らした。
一方、トルコについては、同国内では避難所に収容されないままでいるシリア人がいまだに数千人にいると述べた。
AFP, February 7, 2024、ANHA, February 7, 2024、‘Inab Baladi, February 7, 2024、Reuters, February 7, 2024、SANA, February 7, 2024、SOHR, February 7, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
国連難民高等弁務官事務所(UN…