シリア軍防空部隊がイスラエル占領下のゴラン高原方面からシリア領空を侵犯したドローン2機を首都ダマスカス西方で撃墜(2024年2月9日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍防空部隊が午後2時10分頃、イスラエル占領下のゴラン高原方面からシリア領空(政府支配地領空)を侵犯した無人航空機(ドローン)2機を迎撃、首都ダマスカス西方で撃墜したと発表した。

SANA(2月9日付)が伝えた。

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これに関して、シリア人権監視団は複数筋から得た情報として、首都ダマスカスで、イスラエル軍がダマスカス県西部にあるマッザ航空基地一帯に対してイスラエル軍が行ったと見られる爆撃やシリア軍防空部隊の迎撃による爆発音が複数回確認され、ダマスカス郊外県のサイイダ・ザイナブ町では、シリア軍防空部隊のミサイルの破片が民家を直撃したと発砲した。

複数筋によると、この爆発の数時間前に、マッザ航空基地には、貨物機が着陸していた。

なお、イスラエルの複数筋はこの攻撃への関与を否定しているという。

AFP, February 9, 2024、ANHA, February 9, 2024、‘Inab Baladi, February 9, 2024、Reuters, February 9, 2024、SANA, February 9, 2024、SOHR, February 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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