ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」が北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃した。
これに対して、米軍は対空ミサイルで応戦すると、「イランの民兵」は多数のロケット弾で再び基地を攻撃した。
RIAノーヴォスチ通信(2月10日付)によると、CONOCOガス田の米軍基地には4発のロケット弾が着弾した。
シリア人権監視団によると、「イランの民兵」はさらに、ウマル油田にある米軍基地に向けて約20発のロケット弾を発射し、攻撃、米軍も対空ミサイルで迎撃、ロケット弾の一部を撃破した。
これに対して、「イランの民兵」はドローン1機でウマル油田の米軍基地を攻撃した。
RIAノーヴォスチ通信(2月10日付)によると、ウマル油田の基地に対する攻撃はドローン3機によって行われ、基地内で複数回の爆発が発生した。
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一方、ロイター通信(2月10日付)は、治安筋の話として、米主導の有志連合の防空システムがCONOCO油田にある米軍基地に対するドローン6機による攻撃を阻止したと伝えた。
AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、RIA Novosti, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。
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