イスラエル軍はツファト市への攻撃への報復としてレバノン南部のナバティーヤ市、サウワーナ村を爆撃し、子供3人を含む10人を殺害(2024年2月14日)

ナバティーヤ県では、マナール・チャンネル(2月14、15日付)によると、イスラエル軍戦闘機複数機が14日深夜、ナバティーヤ市を爆撃した。

爆撃により、マルジャアユーン通りのパレスチナ・チャンネルに隣接する3階建ての建物がロケット弾1発を被弾し、甚大な物的損害が生じたほか、住民ら多数が死傷した。

また周辺の建物や車複数台も損害を受けた。


NNA(2月15日付)は、この爆撃によって、子供1人を含む一家7人が死亡したと伝えた。



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またNNAによると、イスラエル軍の爆撃はナバティーヤ県のサウワーナ村に対しても行われ、シリア人女性1人と子供2人が死亡した。

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ナバティーヤ市とサウワーナ村への爆撃は、イスラエル北部のツファト市のイスラエル軍司令部への攻撃で、女性兵士1人を含む4人が死亡、11人が負傷したことへの報復。

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AFP(2月15日付)によると、2月8日以降のレバノン南部とイスラエル北部でのレバノン・イスラーム抵抗とイスラエル軍の攻撃によって、レバノンではヒズブッラーのメンバーら254人が死亡しているが、そのなかには民間人38人も含まれている。

またイスラエルでは、兵士10人と民間人6人が死亡している。

AFP, February 15, 2024、ANHA, February 15, 2024、‘Inab Baladi, February 15, 2024、NNA, February 15, 2024、Qanat al-Manar, February 14, 2024、February 15, 2024、Reuters, February 15, 2024、SANA, February 15, 2024、SOHR, February 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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