ハマー県では、シリア人権監視団、ANHA(2月22日付)によると、シャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のカルクール村近くで、「イランの民兵」の無人航空機(ドローン)1機が、オートバイ1台を攻撃、これにより子供2人と父親が負傷した。
また、カストゥーン村近くで、シリア軍が車1台を自爆型ドローン1機で攻撃、これを大破させた。
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イドリブ県では、シリア人権監視団、ANHA(2月22日付)によると、シャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のフフィーカ村近くで、シリア軍がオートバイ1台を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃、これを破壊した。
一方、シリア人権監視団によると、イドリブ市の刑事治安局のビル近くで爆弾が爆発、オートバイに乗っていた中国新疆ウィグル自治区出身の戦闘員1人と別の戦闘員1人が死亡した。
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アレッポ県では、ANHA(2月22日付)によると、シリア軍がバスラトゥーン村にあるシャーム解放機構の陣地1ヵ所をミサイルで攻撃し、同機構のメンバー複数人を負傷させた。
なお、一連のドローン攻撃関して、ホワイト・ヘルメットは声明を出し、シリア軍、ロシア軍、「イランの民兵」による自爆型ドローンの攻撃が今年に入って13回も行われていると発表、これを非難した。
このうち6回が22日に行われ、子供2人を含む民間人7人が負傷したという。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃し、同機構所属のムアーウィヤ・ブン・アビー・サフヤーン旅団のメンバー1人を殺害した。
AFP, February 22, 2024、ANHA, February 22, 2024、‘Inab Baladi, February 22, 2024、Reuters, February 22, 2024、SANA, February 22, 2024、SOHR, February 22, 2024などをもとに作成。
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