ラッカ県の砂漠地帯でキノコ(カムア)を採集していた住民が、テロ集団が過去に敷設した爆発性戦争残存物(ERW)の爆発に巻き込まれて、14人死亡、8人負傷(2024年2月25日)

ラッカ県では、アブドゥッラザーク・ハリーファ県知事が発表した声明によると、県内の砂漠地帯でキノコ(カムア)を採集していた住民が、テロ集団が過去に敷設した爆発性戦争残存物(ERW、地雷)の爆発に巻き込まれて、14人が死亡、8人が負傷した。

シリア人権監視団によると、死亡したのはブーハミース部族の13人で、女性も含まれ、ほとんどがマンスーラ村出身だという。

SANA(2月25日付)によると、24日にもウカイリバート区で同様の事件が発生し、住民5人が死亡している。

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一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県シューラー村近郊の砂漠地帯でキノコ(カムア)を採取していた国防隊を襲撃、2人を殺害した。

AFP, February 25, 2024、ANHA, February 25, 2024、‘Inab Baladi, February 25, 2024、Reuters, February 25, 2024、SANA, February 25, 2024、SOHR, February 25, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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