アレッポ県では、シリア軍の攻撃でシャーム解放機構メンバー5人と住民2人が死傷、「決戦」作戦司令室とシャーム解放機構もイドリブ県でシリア軍兵士2人を殺害(2024年2月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村一帯を砲撃し、同機構のメンバー1人が死亡、4人が負傷した。

また、カフル・ヌーラーン村、カスル村、タカード村、カフル・アンマ村、アススース村などを砲撃、県西部農村地帯でシャーム解放機構のメンバー1人が負傷した。

シリア軍はさらに、ダーラ・イッザ市をミサイルで攻撃し、住民1人が殺害、女性1人を負傷した。

ホワイト・ヘルメットによると、ミサイルは市内東部の民家を狙ったもので、民家の前に駐車していた車が損害を受け、若い男性1人が死亡、両親が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シャーム解放機構もカフルバッティーフ村前線でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, February 26, 2024、ANHA, February 26, 2024、‘Inab Baladi, February 26, 2024、Reuters, February 26, 2024、SANA, February 26, 2024、SOHR, February 26, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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