ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部のメロン航空管制基地を攻撃(2024年2月27日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、2月27日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前11時35分、占領下シャブアー農場のルワイサート・イルム陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午前11時35分、シャブアー農場のラムサー陣地にあるスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後1時30分、タイハート丘に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時18分、マルジュ陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前8時00分、バアルベック市一帯に対するイスラエル軍の攻撃への報復として、ジャルマク山(メロン山)のメロン航空管制基地を多数の多連装ロケットで億劇。

午後3時45分、レバノン南部に対するイスラエル軍の攻撃への報復として、同じくメロン航空管制基地を対戦車ミサイル複数発で攻撃、設備、技術装備、スパイ設備を完全に破壊。

午後4時45分、レバノン南部に対するイスラエル軍の攻撃への報復として、ジャアトゥーンの第146師団司令部をカチューシャ砲数十発で攻撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後12時48分、レバノン領内からメロン山地域に今朝(木曜日)、約35発の砲撃を確認、負傷者、防空管制部隊に損害はなかった。これを受けて、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がハンニーヤ村、ジブシート村、バイサリーヤ村、マンスーリー村地域にあるヒズブッラーの陣地1ヵ所とテロ・インフラを爆撃、砲兵部隊がヤールーン村地域を砲撃し、脅威を排除。

午後10時14分、イスラエル軍参謀総長(ヘルジ・ハレヴィ)は北部国境で「ヒズブッラーは10月7日晩に加わる決意をした。それゆえ、大きな代償を払わねばならない」と発言。

午後10時28分、レバノンからイスラエル北部に約20発の砲撃を確認、多連装ミサイルで一部を迎撃。またメロン山地域に向けて対戦車ミサイル1発が発射され、防空管制部隊展開地域が被弾したが、損害はなかった。

AFP, February 27, 2024、ANHA, February 27, 2024、‘Inab Baladi, February 27, 2024、Qanat al-Manar, February 27, 2024、Reuters, February 27, 2024、SANA, February 27, 2024、SOHR, February 27, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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