トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市北の北・東シリア地域民主自治局コミューンやシリア軍陣地をドローンで爆撃(2024年3月7日)

アレッポ県では、ANHA(3月7日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・アンナーブ村を3度にわたって砲撃した。

トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のムフスィンリー村にあるコミューン(北・東シリア地域民主自治局の最小行政区画)のセンターや同村周辺のシリア軍陣地複数ヵ所を無人航空機(ドローン)1機で爆撃した。

トルコ軍はさらに、シリア国民軍と同村と同じくマンビジュ市北に位置するフーシャリーヤ村を砲撃し、フーシャリーヤ村で住民1人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のファーフィーン村で何者かが仕掛けた爆弾が爆発し、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市からの国内避難民(IDPs)の若者2人が死亡した。

AFP, March 7, 2024、ANHA, March 7, 2024、‘Inab Baladi, March 7, 2024、Reuters, March 7, 2024、SANA, March 7, 2024、SOHR, March 7, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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