バッサーム・サッバーグ外務在外居住者副大臣は、外務在外居住者省にて、小長谷英揚中近東第一課長を代表とする日本の外務省使節団と会談した。副大臣は会談で、シリア・日本両国民を結びつける歴史的友好関係について言及、とりわけ2023年2月にシリアを襲った地震後に日本がシリア国民に対して行った支援に感謝の意を示した。
会談において、サッバーグ外務在外居住者副大臣は、シリアに対して一方的に科せられている強制的阻止が、シリア国民に懲罰を加え、シリア人の人道状況、そしてそのニーズを悪化させることを狙ったものだと強調した。
副大臣はまた、シリアの人々の生活状況を改善し、その抵抗力を強化し、難民と避難民の帰還を促進するためにシリア政府が行っている取り組みを紹介した。
これに対して、小長谷課長は、シリア訪問について、現地の状況を直接見る機会が得られたとして、その意義を強調するとともに、日本がシリアで活動する国連機関と協力してシリア国民に支援を提供することに専念すると改めて表明、それを継続強化する日本側の熱意を示した。
会合には、外務在外居住者省次官のアイマン・ラアド大使、国際機関・会議局長代理のサフワーン・バラカート参事官、アジア・アフリカ・オセアニア局長代理のフィラース・アトラシュ参事官、アジア・アフリカ局のラーミー・バラーニー三等書記官、日本の三宅浩史在シリア臨時代理大使らが同席した。
外務在外居住者省がFacebookの公式アカウント(https://www.facebook.com/Mofaexsy)などを通じて発表した。
Mofa-Syria, March 7, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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