イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるヒルバト・ジャウズ村で夜間、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕者の釈放を求める抗議デモが発生、これに同機構の総合治安機関が介入し、参加者多数を拘束した。
これに対して、デモ参加者らは、逮捕者を連行しようとする総合治安機関の車輛複数台に投石などを行い、抗議の意志を示した。
これに関して、ザマーン・ワスル(3月28日付)は、正体不明の何者かが投石や棒で抗議デモ参加者らを襲撃、参加者らの車や所持品を破壊したと伝えた。
他方、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)」によると、デモ参加者は総合治安機関に対して暴力を振るったことをその後謝罪した。
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また「シリア革命の咆哮者たち」によると、抗議デモはビンニシュ市、ハーリム市、イドリブ市、アティマ村、フーア市でも発生した。
AFP, March 28, 2024、ANHA, March 28, 2024、‘Inab Baladi, March 28, 2024、Reuters, March 28, 2024、SANA, March 28, 2024、SOHR, March 28, 2024、Zaman al-Wasl, March 28, 2024などをもとに作成。
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