NBC(4月2日付)は、米匿名当局者2人の話として、ジョー・バイデン米政権が1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使館への爆撃に関して、攻撃が行われることを事前に承知しておらず、攻撃にも参加しなかったとイラン側に直接伝えた、と報じた。
NBCはまた、別の政府関係者2人の話として、米政府はイスラエル軍機が離陸した時点で攻撃が行われるとの連絡を受けたが、標的については知らされていなかったと付言した。
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米ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障会議(NSC)戦略コミュニケーション調整官は会見で、1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使館への爆撃に関して、米国は一切関与していないと述べた。
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サブリナ・シン米国防総省副報道官は、1日のイスラエルによる駐シリア・イラン大使館への爆撃に関して、標的となった施設が「どのような施設だったのかは分からない…。どのような建物だったのか詳細な情報は持っていないが、我々は外交施設への攻撃を支持しない」と述べた。
また、「米国はダマスカスへの攻撃についてイスラエルから通知を受けていなかった」と付言した。
AFP, April 2, 2024、ANHA, April 2, 2024、‘Inab Baladi, April 2, 2024、NBC News, April 2, 2024、Reuters, April 2, 2024、SANA, April 2, 2024、SOHR, April 2, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
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