クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)のスィアヌーク・ディーブー広報局長は、RIAノーヴォスチ通信(4月2日付)の取材に対して、「危機を解決し、亀裂を克服するためにダマスカスの政府と対話し、直接交渉する用意がある」と述べた。
ディーブー広報局長はまた、シリアと他のアラブ諸国との関係改善が、シリア北東部を実効支配する自治局(北・東シリア地域民主自治局)にとって心強い一歩となるように見えると指摘しつつ、2018年から2019年にかけて複数回にわたって行われたシリア政府との交渉がいずれも不調だったことを明らかにした。
ディーブー広報局長は「我々のビジョンは、自治局をシリアの国家行政システムの一部として考慮することで解決できるというものだった」と述べる一方、シリア政府が自治局、そしてその武装部門である人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を認めようとしなかったと述べた。
AFP, April 2, 2024、ANHA, April 2, 2024、‘Inab Baladi, April 2, 2024、Reuters, April 2, 2024、RIA Novosti, April 2, 2024、SANA, April 2, 2024、SOHR, April 2, 2024などをもとに作成。
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