アサド大統領はダマスカス県ドゥンマル区のタクワー・モスクでのイード・アル=フィトルの集団礼拝に参加した。
集団礼拝には、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣ら閣僚、政府関係者、人民議会議員、バアス党員、イスラーム教法曹界関係者、住民らが参加、シャーム・イスラーム国際センター長兼イスラーム法学学術会議会員のアフマド・ムハンマド・アドナーン・アフユーニー師が礼拝を指導、説教を行った。
アフユーニー師は説教のなかで、以下の通り述べた。
我々は、シリアの大統領、国民、軍が親愛なる抵抗運動となって、経済、政策、安定、人命において多大な代償を払うことを選んだことを誇りに感じている。それゆえに、抵抗枢軸の心臓であるように、ウンマの敵の標的の中心に置かれた。彼らは過激主義の種を蒔き、借りもののメディア・ツールを通じて、それに水をやった。だが、発芽しづらい土壌に種を蒔いたことに気づいていなかった。
シリアは歴史を通じて、過激主義を生み出し、預言者ムハンマドの時のようにイスラームが息づく国であるであることを拒む国になったこともあった。それゆえ、現在、シリアは中庸思想の先駆者となり、過激主義やテロリズムと対峙し、寛容の価値観を広める先駆的な経験を積んでおり、そのために大きな代償も払ってきた。
過激派の計略がシリアの指導部、国民、ウラマー、そして軍の目前で敗北したように、道徳的退廃、家族の分断、ネオ・リベラリズム的覇権主義への思想的・道徳的従属をめざす計略も必ず敗北する、我々はそう確信している。
SANA(4月10日付)が伝えた。
AFP, April 10, 2024、ANHA, April 10, 2024、‘Inab Baladi, April 10, 2024、Reuters, April 10, 2024、SANA, April 10, 2024、SOHR, April 10, 2024などをもとに作成。
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