イドリブ県、アレッポ県各所でシャーム解放機構のジャウラーニー指導者打倒を訴えるデモ、カフルルースィーン村ではシャーム解放機構がデモ参加者に暴行を加える(2024年4月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、カフルタハーリーム町、カフリーヤ村、ダイル・ハッサーン村、ジスル・シュグール市、ハザーヌー町、アリーハー市、フーア市、タフタナーズ市、サルマダー市、ビンニシュ市、ハーリム市、マアッラトミスリーン市、アリーハー市、カフルタハーリーム町で、金曜午後の集団礼拝後にアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の釈放などを訴える抗議デモが行われた。

アレッポ県でも、シャーム解放機構の支配下のアターリブ市、アビーン・サムアーン町、県西部の国内避難民(IDPs)キャンプで、同様のデモが行われた。

さらに、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市、バーブ市、スーラーン・アアザーズ町でも同様のデモが行われた。

一方、カフルルースィーン村では、夜間にもジャウラーニー指導者の打倒を求める抗議デモが行われたが、シャーム解放機構のメンバーの1人アブー・アースィム・スィルハーン氏らのグループがデモ参加者らに暴行を加え、若い男性1人が投石で負傷した。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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