国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍の拠点や安全な町・村に対して繰り返される武装テロ組織の攻撃への報復として、シリア軍部隊がロシア空軍の協力を得て、ダイル・ザウル県とヒムス県タドムル市農村地帯にあるテロ組織の指揮所、陣地、車輛に対して無人航空機(ドローン)と砲撃による精密特殊作戦を実施したと発表した。
これにより、指揮所複数ヵ所を完全に破壊、ダーイシュ(イスラーム国)の指導者らを含む数十人を殲滅した。
シリア軍部隊はまた、アレッポ県農村地帯で、テロリストのドローン多数を撃墜し、その攻撃を阻止した。
一方、ダルアー県農村地帯のシリア軍の検問所でも、テロ組織を撃退し、メンバー多数を殺傷、保有していた武器を押収した。
SANA(4月20日付)が伝えた。
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これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県のカフル・アンマ村および同地一帯の複数ヵ所を高性能爆発ミサイルで攻撃したと発表した。
同監視団によると、シリア軍はまた、カスル村、ハッバータ村を砲撃した。
AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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