シャーム解放機構がイドリブ市のデモ参加者を襲撃、同機構支配地各所で抗議デモ(2024年5月14日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、軍事裁判所前にテントを設営して、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える座り込み抗議デモが行っていた活動家らに対して、シャーム解放機構の総合治安機関が介入、暴行を加えるなどして強制排除を試みた。


これを受けて、カフルタハーリーム町、カフルルーマー村、ハザーヌー町で抗議デモが発生した。

また、夜間には、ジスル・シュグール市、アルマナーズ市、マアッラトミスリーン市、ビンニシュ市、タフタナーズ市、ハルブヌーシュ村、イフスィム町、カッリー町で抗議デモが行われた。

 

抗議デモはまた、シャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県のアターリブ市、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市でも発生した。

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これに関して、シリア救国内閣のムハンマド・アブドゥッラフマーン内務大臣はテレグラム(https://t.me/moi_syriaa)を通じて、デモ参加者が、対話を求めるイドリブ市の名士や住民、に暴行を加え、イドリブ警察本部を襲撃し、警官6人を負傷させたたことを受けて、総合治安機関が介入したと発表した。

AFP, May 14, 2024、ANHA, May 14, 2024、‘Inab Baladi, May 14, 2024、Reuters, May 14, 2024、SANA, May 14, 2024、SOHR, May 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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