ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を9回攻撃する一方、司令官1人が暗殺されたと発表(2024年5月23日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月23日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前11時50分、カフルダッジャール村でのイスラエル軍の暗殺攻撃で子供らが負傷したことへの報復として、アイェレット基地の第91師団司令部をカチューシャ砲数十発で攻撃。

午後12時30分、メトゥラ町のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時30分、同じく報復として、ベイト・ヒレル入植地の第769旅団平原代替本部をカチューシャ砲およびファラク1ロケット弾複数発で攻撃。

午後4時55分、マルジュ陣地を砲撃。

午後8時30分、同じく報復として、キリヤット・シュモナ入植地の第769旅団司令部を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、標的に正確に損害を与える。

午後7時20分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後10時20分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物1棟を攻撃。

西部地区

午後2時30分、ラーヒブ陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時55分、シュトゥラ入植地の森林地帯でメルガバ戦車を対戦車ミサイルで攻撃し、破壊、乗っていた兵士らを殺傷。

午後9時15分、同じく報復として、イスラエル軍が使用するエヴェン・メナハム入植地の建物3棟を攻撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、司令官の1人ムハンマド・アリー・ナースィル・ファッラーン氏が死亡したと発表した。

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後12時35分、上ガリラヤ地方に先ほど、レバノン領内から約30回の砲撃が確認され、一部を撃墜、残りの砲弾は空地に着弾したが、負傷者はなかった。報復としてイスラエル軍航空機1機が砲弾発射地の砲台を攻撃、これを破壊した。

午後1時34分、本日早く、ヒズブッラーのムハンマド・アリー・ナースィル・ファッラーンをナバティーヤ市地域で航空機1機によって殺害。

午後7時19分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、アイター・シャアブ村、ラッブ・サラースィーン村、ウダイサ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設、監視ポストなどを攻撃。2機のUAVがレバノンから飛来、イスラエル軍戦闘機複数機が1機を撃墜、もう1機はキリヤット・シュモナ入植地地域に墜落。負傷者はなし。

AFP, May 23, 2024、ANHA, May 23, 2024、‘Inab Baladi, May 23, 2024、Qanat al-Manar, May 23, 2024、Reuters, May 23, 2024、SANA, May 23, 2024、SOHR, May 23, 2024などをもとに作成。

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