シャーム解放機構は自由将校旅団創設者のフサイン・ハルムーシュ中佐離反記念の行事への活動家、メディア関係者、詩人らの参加を阻止(2024年6月12日)

シャーム解放機構は、イドリブ県ザーウィヤ地方のイブリーン村で開催が予定されていたフサイン・ハルムーシュ中佐離反記念の行事への活動家、メディア関係者、詩人らの参加を阻止した。

ジャズィーラ・チャンネルの特派員で詩人でもあるスハイブ・ハラフ氏らはフェイスブックなどのSNSを通じて明らかにしたところによると、シャーム解放機構は検問所を設置し、参加を予定していた彼らに対して、行事は中止となったと通達、ハルムーシュ中佐の生地であるイブリーン村に入ることを禁じた。

 

イナブ・バラディー(6月12日付)が伝えた。

ハルムーシュ中尉は、2011年6月9日に離反を宣言、自由将校旅団を結成、「アラブの春」がシリアに波及後初めてとなるシリア軍への武装抵抗をイドリブ県のジスル・シュグール市一帯で行ったものの、8月にトルコに逃れた。

その後8月29日、トルコ領内で拉致され、その身柄はシリア当局に引き渡され、9月10日にシリア国内で逮捕が報じられた。

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イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるアティマ村、タッル・カラーマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ(ザイトゥーン・キャンプ)で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。

AFP, June 12, 2024、ANHA, June 12, 2024、‘Inab Baladi, June 12, 2024、Reuters, June 12, 2024、SANA, June 12, 2024、SOHR, June 12, 2024などをもとに作成。

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