ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を18回攻撃したと発表(2024年6月14日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、6月14日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前9時30分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のラムサー陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午前9時45分、カフルシューバー丘陵地帯のサンマーカ陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午前8時50分、メトゥラ町を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示ぜず)ジャンナーター村への攻撃で民間人に死傷者が出たことなどへの報復として、メトゥラ町を攻撃し、直接の損害を与える。キリヤット・シュモナ入植地、クファール・ソルド(キブツ)をカチューシャ砲とファラク1ミサイル数十発で攻撃。

(時刻明示ぜず)同じく報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後1時20分、ミスカヴ・アム(キブツ)のスパイ・システムを攻撃し、これを破壊。

午後2時15分、ラムサー陣地一帯に展開するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃。

午前12時50分、メトゥラ町にある技術システムを自爆型無人航空機1機で攻撃し、これを破壊。

(時刻明示ぜず)カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマルガリオット入植地の建物複数棟をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示ぜず)ラッブ・サラースィーン村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するミスカヴ・アム(キブツ)内の建物複数棟をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後7時25分、ラーミーム陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示ぜず)ハウラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物複数棟をを攻撃。

(時刻明示ぜず)メトゥラ町でイスラエル軍部隊を砲撃し、確実の損害を与える。

西部地区

午前8時55分、ヒッラト・ワルダに集結するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃。

午後2時00分、ジャル・ダイル陣地のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後3時17分、バラム(キブツ)の森林地帯に展開するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時10分、カランティーナー丘の森林地帯に集結するイスラエル軍部隊を砲撃。

午後6時10分、ヒッラト・ワルダに集結するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後1時17分、過去72時間以上にわたり、レバノンから飛来した敵の航空機16機が飛来、防空システムとジェット戦闘機複数機がうち11機を撃破。

午後3時34分、キリヤット・シュモナ入植地とクファール・ソルド(キブツ)地域に午前11時、レバノン領からおおよそ35の飛翔体が飛来、多数を撃破したが、クファール・ソルドで火災が発生。ジェット戦闘機複数機が本日早く、ウダイサ村、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ複数ヵ所を攻撃。

午後9時15分、レバノン領から午後7時31分、砲弾1発がイスラエル領内に発射され、空地に着弾。午後9時9分にも、メトゥラ町に約10発の飛翔体が飛来。ジェット戦闘機複数機が本日早く、アビビム入植地地域への砲撃を行ってきたヤールーン村にあるヒズブッラーの砲弾発射基1つを破壊。

AFP, June 14, 2024、ANHA, June 14, 2024、‘Inab Baladi, June 14, 2024、Qanat al-Manar, June 14, 2024、Reuters, June 14, 2024、SANA, June 14, 2024、SOHR, June 14, 2024などをもとに作成。

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