トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、スペインとイタリアを訪問後に記者団に対して、ハカン・フィダン外務大臣が6月10日から11日にかけてのロシア訪問時のウラジミール・プーチン大統領との会談で、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)の支配地で実施が予定されている自治体選挙に焦点があてられていたことを明らかにした。
エルドアン大統領は記者団に対して以下の通り述べた。
第1に、そこでは選挙が行われていないことを明らかにしたい。テロ組織を正当化するための駆け引きが進行中だ。もちろん、シリア政府が彼ら(PYD)に選挙の実施やそのような措置の自由な実施を許すことはないだろう。フィダン外務大臣はモスクワを訪れ、プーチン大統領やロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣とこれらの問題について詳細に協議した。クルディスタン労働者党(PKK)をはじめとするテロ組織がシリアで自由に活動することを許さないことを期待したい。
もし、そのような事態(自治体選挙の投票)が発生した場合、我々は全力を投入するだろう。
アナトリア通信(6月15日付)が伝えた。
AFP, June 15, 2024、Anadolu Ajansı, June 15, 2024、ANHA, June 15, 2024、‘Inab Baladi, June 15, 2024、Reuters, June 15, 2024、SANA, June 15, 2024、SOHR, June 15, 2024などをもとに作成。
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