スワイダー県では地元武装集団が、抗議デモの指導者が拉致されたことの対抗措置としてシリア軍の士官3人を一時拘束(2024年6月22日)

スワイダー県では、スワイダー24(6月22日付)、シリア人権監視団によると、地元武装集団がシリア軍の士官ら3人(大佐2人、大尉1人)を拘束した。

スワイダー地元諸勢力を名乗るグループがフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/profile.php?id=61561269831374)を通じて発表したところによると、3人の拘束は、総合情報部スワイダー市での抗議デモを主導する活動家1人のラーイド・マトニー氏を拉致したことへの対抗措置。
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地元武装集団はまた、スワイダー市の複数の街区やバースィル交差点周辺にメンバーを展開させ、厳戒態勢を敷いたが、ドゥルーズ派トップのヒクマト・ヒジュリー師が直接介入し、数時間後に拘束していた3人を釈放した。

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一方、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴え続けた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で、正体不明の武装集団が電話販売業店で住民1人を襲撃、銃殺した。

また、ダルアー市でも正体不明の武装集団が住民に向けて発砲、若い男性1人を殺害、1人を負傷させた。

さらに、インヒル市では、麻薬密売人1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, June 22, 2024、ANHA, June 22, 2024、‘Inab Baladi, June 22, 2024、Reuters, June 22, 2024、SANA, June 22, 2024、SOHR, June 22, 2024、Suwayda 24, June 22, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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